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指20本切断した壊死性筋膜炎とは?診療ミスの可能性は?

time 2015/12/04

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こんにちは。ありんこです。

昨日飛び込んできた衝撃的なニュース、なんと「診療ミスで手足指20本切断」

全部の指がなくなってしまった?それも診療ミスで?そんなことあるのでしょうか。

早速調べてみました。

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診療ミスで手足指20本切断 医療法人を提訴

宮城県岩沼市の整形外科クリニックを受診した宮城県南の60代の主婦が両手足の指20本を切断したのは、医師が病状を正しく認識せず適切な処置が遅れたためだとして、主婦が2日までに、病院を運営する同市の医療法人に約4400万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
訴えによると、主婦は昨年11月、右脚が急に痛み出してクリニックを受診。医師は確定診断を下さず経過観察とし、主婦を帰宅させた。主婦は翌朝、激しい動悸(どうき)に襲われ、救急搬送先の別の医療機関が「壊死(えし)性筋膜炎」と診断した。主婦は次第に指先の血流が悪くなり、1カ月半後に壊死した両手足の指全てを切断した。
壊死性筋膜炎は病状の進行が速く、皮下組織の壊死につながる病気で、死亡率も高い。主婦は右足のかかとがひび割れており、細菌が侵入して発症した可能性がある。
主婦側は「症状から壊死性筋膜炎の恐れは十分考えられたのに、クリニックはよく似た別の病気を疑い、適切な医療機関に転送しなかった。初期診断が適切なら指の切断は防げた」と主張している。法人側は「訴訟に関するコメントは差し控える」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151203_13024.html

これは昨年の11月に起こった出来事のようです。

この主婦の方は右足が急に痛み出し、整形外科を受診されたみたいです。

もしこの時、壊死性筋膜炎と診断されていたら皮膚科を紹介されていたのでしょうか?

壊死性筋膜炎とは?

筋肉を覆っている筋膜という部分に細菌が入り、細胞を壊死させてしまう病気です。

この病気は極めて致死率が高く重症の細菌感染症の1つです。

下肢や外陰部に生じやすく、激痛を伴う皮膚の炎症で起こる赤みの紅斑と腫れが急速に拡大し、2~3日で感染した部分が壊死してしまいます。

かかとのヒビ割れ、虫刺されや切り傷、注射などが原因となり発症する場合もありますが、敗血症を発症した後に進行してしまうケースもあります。発熱や全身の倦怠感など、強い全身症状を伴う場合が多いです。

人食いバクテリアとも呼ばれ、恐れられています。

その致死率は50%以上とされているとても怖い感染症です。

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急速に進行する壊死性筋膜炎の早期判断は難しいです。

見分ける一つとしては、疼痛や不明熱、初期の段階では皮膚が赤くなり、腫れたようになります。

壊死性筋膜炎1
でもこれだけでは蜂窩織炎と診断されることもあり、壊死性筋膜炎と診断するのは相当難しいと思います。

明らかに皮膚が黒くなれば診断もできるのですがそうなってしまってからでは遅いです。

壊死性筋膜炎を疑われる場合は、1時間おきに症状を確認し、皮膚が黒くなっていないかどうか要観察が重要ですね。

早期に発見できれば、抗生剤の点滴と壊死組織を除去するための外科的処置を行います。

今回のケースも壊死性筋膜炎を疑い、肉眼的に壊死がはっきりしなくても病理組織診断に提出しておけば切断には至らなかったかもしれません。

まとめ&感想

今回、「診療ミス」ということで提訴されていますが、早期での発見は難しい病気なので宮城地裁の判決に注目していきたいですね。

でもこの壊死性筋膜炎は致死率も高い重度感染症なので切断は想像を絶する苦しみだと思いますが命が助かっただけでも良かったと思います。

しかし救急搬送されてから1ケ月半後に切断ってそれまでに抗生剤で菌を殺すなりの治療が出来なかったんですかね。

少なくとも入院していたと思うのですが( ̄□ ̄;)

かかとのヒビ割れから細菌が侵入なんて、誰でも起こりうることなので皆さん気をつけてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ありんこでした。

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